HOYA
HOYA社は高度な光学技術を主軸に、「情報・通信」並びに「ライフケア」の2つの事業領域において、ヘルスケア、メディカル、エレクトロニクス、映像の4セグメントで世界規模に事業を進めている総合光学の製造企業です。1941年(昭和16年)に光学ガラス専門メーカーとして創設されました。HOYA社は、わが国で初めての光学ガラス専門メーカーとして創業し、当時、時代の先を行く産業と言われていた光学ガラス生産に果敢に挑戦し、以来、硝子の持つ可能性を追求してきました。以来、技術革新と事業の多角化を推進するとともに、事業の主軸を「ガラス」から「光」へと拡大させ、現在では、半導体やデジタル機器産業を支えるエレクトロオプティクスという超先端分野から、メガネやコンタクトレンズ、さらには内視鏡など、人々の健康的で豊かな生活を維持する領域まで、事業領域が拡大しています。HOYA社は、1941年(昭和16年)に、現在の西東京市で東洋光学硝子製造所として業務を開始、光学ガラス生産を開始しました。1945年(昭和20年)に、クリスタルガラス食器の生産を開始しました。1947年に、商号を(株)保谷クリスタル硝子製造所に改称しました。1960年に、保谷光学工業株式会社、山中光学工業株式会社並びに保谷光学硝子販売株式会社を吸収合併し、商号を株式会社保谷硝子に変更しました。1962年(昭和37年)に、メガネ用レンズの製造を始めました。1984年には、商号をHOYA(株)に改称しました。HOYA社の情報・通信分野、エレクトロニクス製品では、パソコンや液晶テレビ、スマートフォンなど、デジタル製品の生産に欠かすことができない部品や部材を供給しています。映像関連製品では、カメラ機能のレベルが上がるデジタルカメラや、スマートフォン、タブレット等に向けて、材料から、レンズ、またレンズユニットまで、用途に合った幅広い商品を扱っています。また、ライフケア分野のヘルスケア製品では、1962年(昭和37年)にメガネレンズの生産を、1972年(昭和47年)にはコンタクトレンズの生産を始めてから50年以上もの間、目と光にかかわる研究を続けています。メディカル製品では、毎日進化を続ける医療現場に向けて、医療用内視鏡等の医療機器をグローバルに製造・販売しています。